学術野営2021 in 奥州市リベンジ―ハイブリッド開催―

開催日
2021年7月2日(金)〜4日(日)
会場
えさし郷土文化館+オンラインによるハイブリッド開催
主催
合同会社AMANE、国立歴史民俗博物館「総合資料学の創成」事業
共催
奥州市教育委員会、えさし郷土文化館、大学共同利用機関法人人間文化研究機構、
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
挑戦的研究(萌芽)18K18525、 基盤研究(B)20H01382、基盤研究(C)21K01073
会場参加定員
30名(事前申込制) ※ オンライン参加に定員はありません。
参加料
無料(食事等は各自のご負担となります)
会場参加申込先
えさし郷土文化館 0197-31-1600
esashi-museum@esashi-kaihatsu.co.jp
お問い合わせ先
合同会社AMANE info@amane-project.jp
内容およびスケジュール
7月2日(金)
16:00〜
みんなであいみつ!
19:00〜
学術氷河期同期会(オンライン)(裏:若者同期会)

7月3日(土)昼間の部 13:00〜18:15
13:00〜13:15
はじめに 13:15〜14:45
Ⅰ.国立歴史民俗博物館(総合資料学)提案
地域資料調査における研究者と地域社会とのコミュニケーション

14:45〜15:00 休憩

15:00〜16:30
Ⅱ.AMANE提案
学術研究活動の経済価値について

16:30〜16:45 休憩

16:45〜18:15
Ⅲ.地域関連提案
地域における資料継承の現実と展望
〜民具資料の”緩やかな保存”の可能性〜

7月3日(土)夜間の部 20:00〜 全体議論

7月4日(日)巡見(各自) ※主催者より巡見施設等を紹介いたします

日本国内には、多種多様な歴史資料・文化財が現存し、それらは重要な学術研究資源としてのみではなく、社会的な振興・発展に資する文化資源しても注目されています。
その一方、学術資料の保存・継承に関しては、自然災害や人口減少・少子高齢化や過疎化による資料喪失への対応など、現実的かつ実践的な概念および手法の導入が急務となっています。
本研究集会は、積極的な情報公開と利活用の促進が学術分野に対する社会的要請であることに応じるべく、地域の学術資料の保存・継承・利活用に関わる専門家が交流し、自由にかつ能動的に発言して、学術資料に関する物理的な継承・情報公開および共有・社会での利活用など、多面的かつ学際的な議論を展開することを目的としています。
第3回となる今回は岩手県奥州市とオンラインのハイブリッド開催として、学術資料の継承および研究活動に関するコミュニケーションやその経済的価値・資料継承の手法等について、その現状や展望を一体的に議論することを試みます。さらに、新型コロナウイルスの世界的な流行による地域資料継承への影響やポストコロナを見据えた今後の展望についても、参加者全員で考える機会といたします。